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デイライトソリューションズ、QCL 100万時間動作達成

December, 12, 2014, San Diego--デイライトソリューションズ(Daylight Solutions, Inc)は、量子カスケードレーザ(QCL)技術で、現在進めている信頼性評価と成長プログラムの一環として2件の大きな成果を達成したと発表した。
 100万時間を超えたQCLデバイス動作と、完全パッケージQCLモジュール動作が25万時間を超えたことが、この成長プログラムの一環として積み上げられた。テストされた全てのユニットは、高歩留まり商用生産からのサンプル。ユニットは、テストを通じて仕様を超える光パワーレベルを維持し、故障することなく現在も動作を続けている。
 5つの異なるエピタキシャルウエファから取った80を超える個別QCLが、現在の信頼性評価プログラムの一部として評価されている。レーザは、連続波(CW)とパルス(クエイシ-CW)モード動作で、各動作条件の信頼性効果を調べるために動作している。
 デバイスの一部は標準室温で動作しているが、テストの大半はQCLデバイスをもっと高い60℃で動作。デバイスの動作温度を上げることは、標準的なグループのIII-V半導体ダイオードレーザのエージング効果を加速するために行っており、またこのテストのために応力を付加したコンポーネントを造っている。
 実際、QCLベースの製品の熱管理システムはデバイス温度25℃付近に維持するが、パフォーマンスを維持しながら雰囲気温度を71℃以上に挙げることもできる。
 デイライトソリューションズとその完全子会社デイライトディフェンス(Daylight Defense, LLC)は、続けてQCL「ライトエンジン」を、商用および防衛市場に投入する様々な製品に組み込む。同社のモジュールデザインアプローチにより、新機能が新製品に迅速に実装され、設計から導入までのサイクルタイム縮小に寄与することになる。