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球体からの円偏光放射の制御に成功

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September, 15, 2020, 東京--東京工業大学 物質理工学院 材料系の松方妙子大学院生、三宮工准教授、スペインICFOのF. Javier García de Abajo教授らの研究グループは、新規開発した完全偏波4次元カソードルミネセンス法(加速電子により励起された発光を計測する手法)を用いた光の位相マッピングにより、球体からの円偏光放射の制御が可能であることを見出した。

完全な対称性をもつ球体はキラルな性質をもたないが、電子線を用いて球状シリコンナノ粒子中の双極子の位相制御をすることで、円偏光の抽出に成功した。

球体を用いたキラルな光ナノアンテナは、全方位型のアンテナとして機能するため、次世代光通信などへの応用が期待される。

研究成果は「ACS Nano」(American Chemical Society米国化学会)オンライン速報版に掲載された。
(詳細は、https://www.titech.ac.jp)