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ガン手術を変革する新しいイメージング技術

September, 27, 2019, Waterloo--ウォータールー大学の発明によってガン治療は飛躍的に改善される。ガンを除去する手術中にガンのエッジを正確に発見する発明である。
 新しいイメージング技術は、レーザ光がガン組織および健全組織と相互作用する方法を使い、物理的な接触なしでそれらをリアルタイムで区別する。逃した悪性組織の2度目の手術を不要にできる進歩である。
 「これは未来であり、ガンの手術を変革するというわれわれの究極目標への大きな一歩である。手術中に外科医は、何を切除すべきか、どの程度切除するかを正確に見ることができる」とプロジェクトリーダー、システム設計エンジニアリング教授、Parsin Haji Rezaは説明している。
 論文、All-optical Reflection-mode Microscopic Histology of Unstained Human Tissuesは、 Scientific Reportsに掲載された。
 医者は現在、術前MRI画像とCTスキャン、経験、視覚的検査に依存して、最初に手術中の腫瘍の縁を決める。
 次に組織サンプルがテストのためにラボに送られ、最大2週間待つと腫瘍が完全に除去されたか否かを結果が示す。
 ケースの10%程度で、一定のガン組織が見落とされており、それを除去するための2度目の手術が必要とされる。10%というのは、腫瘍に関連する多様なガンの種類で大きく異なる。
 ウォータールー大学で開発された光音響技術は、レーザパルスを標的組織に送り込むことで機能する。その組織がパルスを吸収して熱くなり、広がり、音波を生成する。2番目のレーザがその音波を読み取り、次にそれが処理されて、組織がガン性か否かを確定する。
 同システムはすでに使われており、相対的に厚い、未処理のヒト組織サンプルの精密画像を初めて生成した。これは開発プロセスにおける重要なブレイクスルーである。
 次のステップは、手術中に採った新しい組織サンプルのイメージング、その技術を手術用顕微鏡に組み込むこと、最後に手術中にそのシステムを直接患者に使用することである。
 「これは、ヘルスケアの経済に大きな影響を与える。患者にとっては驚きであり、臨床医には重要な新規ツールである。多くの時間、費用を節減し、不安を取り除く」と同大学のPhotoMedicine研究所長、Haji Rezaはコメントしている。
 研究チームは、2年ほどで完全に機能するシステムを開発する意向である。倫理的障害をパスし、規制認可獲得の必要性も含まれる。

(詳細は、https://uwaterloo.ca)