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青色の光でスーパーバグ感染治療

April, 15, 2019, West Lafayette--メチリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)、身体の様々な部分で感染症を起こすバクテリアは、多くの一般的な抗生物質を回避できることから、「スーパーバグ」と呼ばれることがある。ほとんどのMRSA感染は重篤ではないが、生命を脅かすものもあり、感染箇所の切断になる場合もある。
 多剤組合せを思案したり、あるいはどの薬を処方するかを決めるために時間を費やすのではなく、医師はすぐにも新方法を使ってスーパーバグを無防備にすることができる。つまり光線治療である。
 パデュー大学とボストン大学の研究チームは、MRSAに光を露光すると、過酸化水素のようなマイルドな消毒剤に対して無防備にできることを発見した。研究成果は、Advanced Scienceに発表されている。
 「この新しいツールは、MRSAに感染した浅い傷ならななんでも処置できる。これらは、一般には、非常に処置が難しい。デバイス自体は非常に小さく、使いやすい」とパデュー大学獣医学部、微生物学教授、Mohamed Seleemは言う。
 ある種のブドウ球菌を含むバクテリアの中には色素を生成するものがある。これらの色素は、ホストに損傷を与える細菌の能力と関係している。その色素を減らす方法を知っているなら、体内でのその細菌の活動を低減できる可能性がある。この実行は光退色として知られている。
 抗菌薬耐性や感染病を研究しているSeleemによると、青色光を使って脱色することができる。
 体外で期待できる結果を達成した後、研究チームはMRSA感染症のマウスに異なる光波長を露光した。感染は特に青色領域の光によく反応した。また、低濃度の過酸化水素と組み合わせると、大幅に感染は低減された。

(詳細は、https://www.purdue.edu/)