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ThalesとELI-NP、世界最強10 PWパワーレーザを開発

March, 25, 2019, Măgurele--ルーマニアの超高強度レーザ研究所(ELI-NP)プロジェクトは、先頃大きな成果を発表した。Thalesが開発した超高強度レーザシステムが、ピークパワーレベル10ペタワット(PW)で最初のパルス生成に成功した。
 フランスで、最初の開発と製造フェーズ、サブシステム性能の暫定的評価の後、Thalesは、2016年後半にブカレスト近郊Măgureleファシリティで世界最高強度レーザシステムのデリバリと導入を開始した。このシステムは、各10 PWのツインレーザビームを生成するように設計されており、核物理学における独自の新しい高度な技術と基礎研究ファシリティの中核装置となる。Thalesのシステムは、現在、完全に組み込まれテストされ、2018年に各レーザが3 PWのパワーレベル実証に成功している。
 2019年初めから、フランスのThalesとルーマニアのエンジニアチームが同システムの仕上げと拡張に取り組んできており、次第にそのパルスエネルギーとピークパワーレベルを高めている。連続4時間以上7 PWのビームデラリバリパルスを実証した後、Thalesのシステムは、2019年3月7日に、記録的なレベル10 PWで最初のパルスを生成した。Thalesは、こうして前例のない性能レベルを達成した。これは、ルーマニア国立物理学・核工学(IFIN-HH)およびELI-NPが、世界最強レーザを所有していることを意味する。
 毎年R&Dに30億ユーロ投資し、Thalesは、イノベーションを戦略的優先順位にしている。同社は、ハイパワーレーザシステム(HAPLS)を開発するために、2013年にELI-NPプログラムに参加した。HAPLSは、この種のもので世界最強システムである。このレーザは、核物理学の研究をサポートし、物質の物理学理解前進を支援する。
(詳細は、https://www.thalesgroup.com/)