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量子コンピュータのネットワーク接続に微小カメラレンズ開発

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September, 20, 2018, Syracuse--オーストラリア国立大学(ANU)の研究者をリーダーとする国際チームは、量子コンピュータを光ネットワークに接続するデバイスにつながる可能性がある微小カメラレンズを開発した。
 量子コンピュータは、超安全なネットワーク、人工知能、治療薬で新時代を約束し、今日のコンピュータよりも遙かに高速に特定の問題を解決することができる。
 その特殊なレンズは、人の髪の毛よりも100倍薄い。この技術が完全に実現されると、新時代のコンピュータからネットワークへ量子情報を高速、高信頼に移転させることができる。
 デバイスは、メタサーフェスを形成する数100万のナノ構造を持つシリコン膜でできており、従来のシステムを凌ぐ機能で光を制御することができる。
 Andrey Sukhorukov助教によると、そのメタサーフェスカメラレンズは、透明性が高く、そのために量子光にエンコードされた情報の効率的な伝送と検出を可能にする。
「それは、光の量子的粒子を一度に複数撮像する。その種のものでは初めてである。従って、超高感度カメラで、粒子の予測がつかない振る舞いを観察することができる」と同氏はコメントしている。
 同プロジェクトに全面的にとり組んでいる非線形物理学センタ、Kai Wangによると、1つの課題は、可搬量子技術の実現であった。
「われわれのデバイスは、量子光操作にコンパクトな、統合的で安定したソリューションを提供する。それは、IntelやNVIDIAがコンピュータチップに使う同じ製造技術で製造される」。
 研究は、非線形物理学センタ研究所で行われている。
(詳細は、http://www.anu.edu.au)