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NTU、自動走行車両とドローン向けに超高速カメラ開発

February, 22, 2017, Singapore--南洋理工大学(NTU)の研究チームは、超高速ハイコントラストカメラを開発した。これは、極限的道路状況、悪天候で自動運転車やドローンの視認性向上に役立つ。
 一般的な光学カメラは、明るい光で見えなくなったり、暗闇で詳細の判別ができなかったりするが、そのようなカメラとは異なり、NTUの新しいスマートカメラは、ちょっとした動き、対象物をリアルタイムで記録することができる。
 新しいカメラは、従来のビデオよりもはるかに高速にナノ秒間隔で状況の光強度変化を記録し、非常に小さなデータフォーマットで画像を蓄積する。
 カメラは、独自の組込回路で、捉えた状況の光強度変化をナノ秒間隔で記録することができ、重要な対象物、細部を強調することが可能。
 Celexと名付けられたカメラは現在、最終のプロトタイプフェーズにある。
 映像データを瞬時に処理できるように、NTU特許申請中のカメラは、個々のピクセルの光強度の変化をそのセンサで記録するので、データ出力は低減される。これによって、写真のような状況全体を捉える必要性がなくなり、カメラの処理速度が増す。
 カメラセンサにプロセッサも組み込まれており、これによってデータフローを瞬時に解析することができるので、前景の対象と背景とを分離、つまり光フローコンピュテーションを行う。このイノベーションにより、自動走行車両は接近する車両や障害物に余裕をもって反応することがてぎる。