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ローパワー常時ONジェスチャ認識カメラを開発

August, 19, 2016, Atlanta--近年、音声命令で立ち上がるスマートデバイスが評判になっているが、ジョージア工科大学(Georgia Institute of Technology)はそれを一歩進めて、常時ONカメラを開発した。
 ローパワー(低消費電力)ハードウエアとエネルギー効率の良い画像処理ソフトウエアを組み合わせた設計により、常時ONカメラは、電池の消耗や電気代上昇なしで、特殊タイプの動きを捉えることができる。
 カメラのフレームレート削減が必要な電力を下げるのに一役買っているが、研究チームはカメラがより汎用的な方法で動きを捉えるようにプログラムした。この方法では、撮影対象の重要な細部を記録することができる。これにより、視界全体で個々のピクセルをトラッキングするよりも処理電力は遥かに少なくなる。
「このカメラが実際に見ているのはピクセル値ではなく、多様に追加されるピクセルの全てである。標準モードであれば、計測数は飛躍的に少なくなる」と電気・コンピュータ工学Justin Romberg教授は説明している。
 同教授によると、特定のジェスチャを認識し、必要なときにのみ動作するようにカメラをプログラムすることがシステム全体のエネルギーを浪費しない方法でもある。
「単純な動作検出は十分に研究された分野であり、そのような動作検出をサポートする市販品は存在する。しかし問題は、動作を検出できるカメラが、必要がない時でも頻繁に動作することである」とArijit Raychowdhury准教授は言う。
 ローパワーカメラは、広範なアプリケーションで有用である。特に、効率が重視される遠隔地のカメラシステムでは重要だ。
 他のアプリケーションとしては、特殊監視、ハンズフリー動作のロボットや家電。研究チームは、画像やデータをアンテナで送信するワイヤレス機能追加に、すでに取り組んでいる。