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ドイツで自動水中レーザ切断工程を開発

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November, 6, 2014, Rochester-- 沖合のウインドファーム、橋や閘門の水中建設は現状ではスキューバダイバーが行わなければならない。金属構造の保守や修理には多くの工程が利用できるが、これらは時間がかかり、ダイバーでは困難。このため、レーザツェントルムハノーバ(LZH)とライプニッツハノーバ大学(LUH)のエンジニアは、自動水中レーザ切断工程を開発している。
 現在、水中切断には酸素アーク切断が用いられている。電極はハンドガイドタイプ。材料の厚さに依存して、ダイバーが材料を20m切断するのに1日必要になる。5時のダイビング周期では、切断速度はわずか7㎝/分となる。
 レーザベース自動工程では、切断速度は7倍増加する。「予備実験中、10㎜厚の鋼ですでに0.5m/分の切断速度を達成した」とLZHのマシーン&制御グループ長、Dr.-Ing. Jörg Hermsdorfは語っている。「この工程で、水中の金属加工は著しく高速になり、したがってコストも下がる。われわれの目的は、ダイバーの仕事をより安全に、効率的にすることだ」。
 このプロセスは、水中2~6mのシートパイルを取り壊すために開発されている。このため、連結を含む杭材が確実に切断されることが重要。後処理は時間がかかり、高価になるからだ。金属部分は水中で腐食し肥大するので、材料の厚さや汚染レベルが変わってもこのプロセスは確実に行われることになっている。仕上げプロセスは、海洋構造物や他の水利施設の保守と修理にも使われる。また、原子力発電所の解体も適用分野となる。