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Coherent、OFCで800G/1.6Tトランシーバ向け200G/レーンをデモ

March, 10, 2023, Pittsburgh--Coherent Corp.は、OFC2023で200Gbps/光レーンで動作する光トランシーバと、50Gbps NRZで動作するコパッケージ(CPO)マルチモード光エンジンをデモすると発表した。
これらプラガブルおよびCPOモジュールは、シングルモードおよびマルチモードアプリケーションで、それぞれ次世代800Gbpsと1.6Tbps光モジュールを具体化する。

同社データコムトランシーバ担当EVP、Dr. Lee Xuは、「われわれがテラビット伝送時代に近づいているので、これらのデモンストレーションは、データコムトランシーバ技術の最先端を紹介している。そのような進歩は、モジュールとアーキテクチャレベルの両方で、パワー効率とコスト削減により、クラウドの加速する成長を維持するために極めて重要である}と説明している。

200G/レーンOSFP光トランシーバ
このライブデモンストレーションは、200G PAM4/レーン光と100G PAM4/レーン電気インタフェースOSFPフォームファクタを紹介する。光の伝送距離は最大2km。このトランシーバは、次世代の25Tおよび50T Ethernetスイッチで使用される。それは、100G光レーンのトランシーバからの自然な進化を示しており、前世代よりもパワー効率、コスト効果とも優れている。この技術は、第2世代800Gトランシーバと初代1.6Tトランシーバの核となる見込である。いずれも、100G光レーンのトランシーバからの自然な進化であり、消費電力、コスト効果のいずれも優れている。最初のアプリケーションは、ハイパースケールデータセンタが見込まれており、それにエンタプライズアプリケーションが続く。

CPO 800Gマルチモード光エンジン
このライブデモンストレーションは、15㎜×15㎜×4㎜マルチモードCPO 800G VCSELベースエンジンで、50G NRZトランスミッタとレシーバの16チャネルを特徴とするモジュールの紹介である。ドライバ、VCSEL、フォトダイオード、TIAを含むアナログフロントエンド全体は、4 pJ/bit以下のエネルギー消費。各VCSELは、別の無給電デバイスと組み合わせて高信頼のために100%のコールドスペアを実現する。そのようなマルチモードCPOエンジンは、AI/MLコンピュータクラスタなどのアプリケーションで、コスト、パワー、遅延に敏感なアプリケーションでの利用を意図している。このマルチモードCPOエンジンのプロトタイプは、ARPA-Eとの提携でIBMと共同開発したもので、即時の評価が可能になっている。

(詳細は、https://www.coherent.com)