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東芝、手のひらサイズのLiDARを開発

April, 1, 2022, 東京--東芝は、自動運転や社会インフラ監視に不可欠な「目」の役割を担う距離計測技術「LiDAR」で、計測装置の一部である投光器のサイズを1/4にする実装技術と計測可能な距離を向上させる投光器制御技術を開発し、手のひらサイズ206cm3(投光器2台実装)で、世界トップクラス、解像度1200×84の画質で、世界最長計測距離300mの達成に成功した。
 開発した投光器制御技術は、小型化した2台以上の投光器からのレーザ光を高精度制御することで、人の目に害を与えないレーザ光強度を保つアイセーフ基準に準拠しながらLiDARの長距離計測性能や広角性能の向上を実現す.。投光器の数や配置を変えることで、用途にあわせて計測範囲をカスタマイズすることが見込め.。長距離計測が求められる道路監視に加えて広角性能が求められる建物内のAGV自動運転など、適用範囲の拡大が期待できる。