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XIMEAとimec、最小サイズハイパースペクトラルイメージングカメラ

June, 12, 2014, Brussels--imecとXIMEAは提携を発表し、imecのハイパースペクトラルイメージング(HSI)センサとXIMEAの xiQ USB3.0カメラ製品ラインを統合する。カメラとセンサとの非常に優れた相互接続性がこの統合の成功を容易にした。XIMEAは、マシンビジョンメーカー。
 「imecのハイパースペクトラルセンサとXIMEAの非常にコンパクトなxiQカメラを統合することはわれわれにとって新機軸となる。この高速USB3.0インタフェースは、USBを利用した電源供給を含んでおり、これによって高価で大きなフレーム取込器や別の電源供給が不要になる。われわれのパートナーは、極めてコンパクトなハイパースペクトラルイメージングカメラソリューションを設計し、量産することができるようになる」とimecのイメージング&ビジョンシステム担当プログラムマネージャ、Andy Lambrechts氏はコメントしている。
 半導体薄膜処理を利用してナローバンドスペクトラルフィルタを適用することで、imecの技術はハイパースペクトラルイメージセンサソリューションを実現可能にしている。このソリューションは、非常にコンパクトで軽量、高信頼であり、ローコストで量産できることが実証されている。現在提供できる標準的なスペクトラルイメージセンサデザインには3タイプあり、100バンドラインスキャンデザイン、32バンドスナップショットタイルドデザイン、新しいスナップショットモザイクデザインでピクセルフィルタあたり4×4マトリクス、16バンドのものがある。
 XIMEAは、imecのハイパースペクトラルセンサを同社のxiQカメラ製品ラインに統合する。xiQカメラは、サイズ26.4×26.4×21.6㎜、27gと軽量。消費電力は1.8W。世界最小の産業用USB3 Vision、ハイパースペクトラルイメージングカメラ。この超コンパクトサイズは、マルチボードではなく、シングル平面リジッドボードを採用したことにより実現。
(詳細は、www.imec.be)