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MLBネットワーク、キャリアントのS320光回線スイッチを導入

April, 11, 2014, Las Vegas--キャリアントテクノロジーズ(Calient Technologies, Inc)によると、MLB NetworkはCALIENT S320光回線スイッチ(OCS)を導入してMLBネットワークのビデオ、データスイッチングインフラストラクチャのアップグレードと強化を行う。
 MLBネットワークは、新しいビデオ制作インフラプラットフォームを導入しようとしている。これによってオペレータは、現在の制作ファシリティにとどまり、装置やシステムを遠隔のマルチテナントデータセンターに移すことができる。2つのファシリティは、2本の異なるダークファイバリンクで統合される。
 「MLBネットワークにCalient OCS技術を導入することで、2つのファシリティの間で、光をルーティングする障害耐性の高いフェイルオーバソリューションを設計し導入できる。この技術でシステムの冗長性を構築し、ダークファイバで信号をルーティングすることができる。これは、従来のソリューションでは非常に難しく、高価になるだろう」とMLBネットワークのメディアマネージメント&ポストプロダクションディレクタ、Tab Butler氏はコメントしている。
 CalientのS320によってMLBネットワークは、プロトコル無依存で、新しい4KウルトラHDビデオやそれ以上も含めて、任意のビデオフォーマット、任意のデータレートをスイッチングできるようになる。
 またMLBネットワークのエンジニアリングとIT担当VP、Mark Haden氏は、「SDIルータ/スイッチャのポートあたりのコストは高いので、Calientのソリューションは、技術的にもビジネス的にも極めて魅力的である」と話している。「キャリアントS320は、10/40/100GbEやCWDM/DWDMとともにどんなビデオプロトコルでもスイッチングする。これにより、われわれはスイッチをアップグレードしたり置き換えたりすることなく、新しいビデオ標準を使うことができる」。
 MLBネットワークがS320を選定したもうひとつの理由は、同システムが市場で最高のポート密度であり、消費電力がわずか45Wと極端に低いことであった。