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古河電工、純銅のレーザ溶接技術を世界トップレベルで実現

December, 28, 2017, 東京--古河電気工業株式会社(古河電工)と古河機械金属株式会社(古河機械金属)は、共同で純銅の溶接欠陥を大幅に抑制する新たなレーザ溶接技術の確立に成功した。自動車用モータやインバータ用パワー半導体の大幅な製造コスト削減とさらなる高性能化、小型化に大きく貢献する。
 古河電工は、古河機械金属の100%子会社である古河電子株式会社(古河電子)と共同で、純銅の溶接時に発生する欠陥を大幅に抑制するレーザ溶接技術の確立に成功した。
 古河電工製のファイバレーザが得意とする「高エネルギー密度ビーム」に、古河電子が開発した「ビームモード制御技術」を融合させることで、純銅の溶接に際して最適なビームモードを形成し、溶接時の欠陥量(スパッタやブローホール)を従来比で95%以上削減した。

今回の新技術確立により、自動車用モータやインバータ用パワー半導体などの溶接、検査工程を効率化し、製造コストの大幅な削減とさらなる高性能化と小型化にも大きく貢献する。
(詳細は、www.furukawa.co.jp)