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FAシステムに組み込み、容易に応用できる新プラットフォームを製品化

December, 15, 2017, 東京--NEDO事業の成果をもとに、エクスビジョンは、高速移動体を高速で画像処理できるリアルタイムシステムを工場などのファクトリー・オートメーション(FA)や検査ソリューションに組み込んで容易に応用するための新プラットフォーム「High Speed Vision Software Development Kit(HSV SDK)」を開発し、2018年1月下旬に提供を開始する。
 このプラットフォームによって1秒間あたり1000枚の高速画像処理を実現することで、FAや検査の分野に限らず、映像メディア、ヒューマンインタフェース、バイオ・医療、セキュリティ、自動車・交通、高速3D入力、高速ロボットなどの分野にも応用展開でき、今後、横断的基盤技術となることを目指している。

新プラットフォームHSV SDKの特徴
 「High Speed Vision Software Development Kit(HSV SDK)」は、種々のインタフェースへ対応するなどの汎用的な仕様であるため、工場など生産現場でのFAや検査における高速画像処理の研究開発に活用するとともに、産業界に横断的に広く展開していくことができる。その特徴は下記の通り。
(1)リアルタイム制御の実現
取り込んだ画像から対象の色や重心位置などを判別し、これらに対応した動作を即座に行うこと(リアルタイム制御)ができ、従来必要であった高速移動体に対応するための予測に基づいた制御が不要となる。
(2)さまざまなシステムに容易に活用できるプラットフォームの開発
高速画像処理をさまざまな用途向けに活用していくためには、その開発を容易にする汎用開発プラットフォームが必要。今回開発したプラットフォームは、高速画像処理を用いるための、共通のハードウェアとソフトウェアを用意しており、ユーザ自身が個別のアプリケーションソフトウェアを開発するだけで、システムを構築することができ、さらにサンプルプログラムを使って、高速画像処理を即座に評価することができる汎用的な仕様になっているので、ユーザがハードウェアシステムの構築やこれを制御する各種のソフトウェアを個別に構築する必要はない。したがって、工場など生産現場でのFAや検査における高速画像処理の研究開発に活用するとともに、産業界に横串で広く展開していくためのプラットフォームとして活用することができる。

 エクスビジョンは、2018年1月下旬をめどに、新製品HSV SDKの提供を開始する。高速センシングでの対象物の検出と追跡による全く新しいリアルタイムシステムを実現することにより、工場などにおけるFAや検査を対象にその有効性を検証し、事業展開を目指している。高速画像処理によるリアルタイムIoTシステムによって創出される研究成果は、従来比約30倍(サンプリングレート)の性能を実現するのもので、メインターゲットであるFAや検査に限らず、映像メディア、ヒューマンインタフェース、バイオ・医療、セキュリティ、自動車・交通、高速3D入力、高速ロボットなどの分野にも応用展開可能であり、今後、横断的基盤技術となることを目指している。
(詳細は、www.nedo.go.jp)