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Alpes Lasers、周波数コムQCLを発売

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November, 6, 2017, St-Blaise--Alpes Lasersは、周波数コム量子カスケードレーザ(QCL)を発売した。中心波長は、7.95µm、光周波数スパンは60㎝-1。
 中赤外領域で特別設計光分散を持つQCLが広帯域で強力な光周波数コムを放出することを示した。超短パルスレーザに関しては、QCLコムのモードスペーシングはキャビティ長で与えられる。しかし、QCLの場合、タイムドメインにおける周期的変調はAMではなく、FMタイプであり、出力は一定である。
 Broad Gain Lasersの広く、平坦な利得スペクトルは、周波数コムとしての動作に適している。コム動作が起こる動作範囲はヘテロ構造の微細構造に極めて敏感であるので、各QCLコムは試験と品質評価がなされている。
 QCLコムはスタンドアロンデバイスである。他のコム技術と違い、ポンプレーザとマイクロキャビティをその導波路に組み込んでいるからである。これにより、非常にコンパクトなコム光源になっている。QCL技術をベースにしているので、コムデバイスはすべてのMWIRおよびLWIRで製造可能である。
 デュアルコム分光計は、わずかに異なるコムスペーシングの2つの光周波数コム(OFC)、サンプルと局所発振器(LO)に依存している。2つのそのようなコムのヘテロダインビートスペクトルは、レーザの光スペクトルをRFドメインでマッピングする等間隔ピークからなる。
 標準的なFP QCLを使って同様の技術が実証されているが、コム領域で動作するQCLの著しく狭いモード間ビート線幅により、光ディテクタのRF帯域幅内に非常に多くの数のビートノートをスタックすることができ、分解能は高く、スペクトル幅は広くなる。
 QCLベースのデュアルコム分光計は、マイクロ秒オーダーの極めて短い取得時間、つまりリアルタイムで数10㎝-1の広いスペクトル範囲で、高分解能スペクトルをとることができる。この技術は、DFB-QCLの利点、すなわち狭線幅とモードホップフリーチューニング、外部共振器QCLの広い波長カバレッジを組み合わせている。
(詳細は、www.alpeslasers.ch)