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PlesseyとVuzix、提携して次世代ARスマートグラス開発

July, 9, 2018, Sunnyvale--プレッシィセミコンダクターズ(Plessey Semiconductors)は、スマートグラス向け技術開発先駆者、Vuzixとの提携を発表した。両社は、提携して、新世代拡張現実感(AR)スマートグラスに向けて必要な技術を開発する。同技術は、PlesseyのMicroLED光源製品ファミリ、Quanta-Briteと、スマートグラスおよび重要な光学技術におけるVuzixの幅広い専門技術とIPをベースにしている。
 Plesseyは、同社の画期的なモノリシックmicroLED技術が、屋内外用途の幅広いARとMR(ミックストリアリティ)アプリケーション向けスマートグラス供給に使用できることをこのデモンストレーション成功で実証した。加えて、Vuzixは、最終的にVuzix Bladeにつながる進化型スマートグラスファミリをすでに開発している。これは、独自の導波路オプティクスによりシースルー視野、次世代スマートディスプレイである。精密ナノ構造のガラスから形成された導波路は、AR/MR製品では重要コンポーネントであり、これによりユーザは高解像度コンピュータ生成グラフィックス、画像、情報を、物理的な、現実世界からの画像に重ねて見ることができる。
 次世代製品の開発では、VuzixはPlesseyのMicroLEDベースのQuanta-Briteライトエンジンを選択した。これは、現在市場で入手できる他の光源と比べて、極めて高効率であり、ルーメン出力が改善されている。
 Quanta-Briteは、Plesseyの先進的、独自のGaN-on-Si技術をベースにしており、高度な第1レベル微小光学素子とモノリシックRGBピクセルアレイを統合し、明るい、十分にコリメートされた均一性の高い、DMD(digital mirror device)やLCOS(Liquid crystal on silicon)ディスプレイエンジンの照明向け光源である。結果としての光学系は、現行ソリューションよりも50%小型、軽量、簡素、安価である。また光学系最小損失と組み合わせた高性能MicroLEDエミッタは、パワー効率が大幅に向上している。サイズ、重量、パワー低減は、AR/MRウェアラブルでは、重要な考慮すべき点である。Quanta-Briteは、特に次世代Vuzixパーソナルディスプレイシステム向けに設計されている。
 Consumer Technology Association (CTA)によると、ARおよびVRアプリケーション向けヘッドセットやアイウエアは、今年米国市場だけで12億ドルの記録的売上高となる。
(詳細は、http://www.plesseysemiconductors.com)