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テレダイン、NASAのWFIRST宇宙ミッションにIRディテクタ供給

June, 21, 2018, Thousand Oaks--テレダインTeledyne Technologies Incorporatedは、NASAがTeledyne Scientific & Imaging, LLCと契約したと発表した。契約は、NASA/Goddard Space Flight CenterのWide Field Infrared Survey Telescope (WFIRST)プロジェクトに、短波赤外センサチップアセンブリ(Short Wave Infra-Red (SWIR) Sensor Chip Assembly (SCA))供給に向けたもの。契約は、2303万5123ドル。実行期間は直ちに始まり、2020年10月31日に完了する。この契約では、テレダインは、72 SWIR SCAデバイスをWFIRST Space Flight Focal Plane Assembly向けに製造する。
 WFIRSTは、焦点面アセンブリで18のテレダインH4RG-10を利用する。3億を超えるピクセルで、それは、2020年代半ばに打ち上げられると、宇宙で動作する最大の赤外焦点面となる。WFIRSTは、ハブル宇宙望遠鏡の赤外カメラと比べて約300倍のピクセルとなり、ハッブルの視界の100倍の画像を撮ることができる。その大きな視野により、WFIRSTは、空の広いエリアを調査し、宇宙の銀河分布におけるダークマターやダークエネルギーの影響を計測することができる。
 H4RG-10赤外アレイは、成熟状態にあり、2014年に始まった45ヶ月開発契約中にNASA技術成熟度レベル6(TRL-6)に進んだ。TRL-6は、コンポーネントが宇宙の過酷環境で使用されるように品質認定されたレベル。赤外アレイに加えてテレダインは、可視光ディテクタでもNASAと開発契約を締結している。こちらは、WFIRSTのコロナグラフ計測器で使用される。
(詳細は、www.teledyne.com)