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ZomedicaとSeraph Biosciences、提携して画期的獣医POC診断機器開発

June, 4, 2018, Ann Arbor--Zomedica Pharmaceuticals Corp.、獣医診断と薬品会社は、Seraph Biosciences, Inc. (“Seraph”)と開発、商用化、独占的流通契約を発表した。Seraphは、人の医療機器会社。この契約により、Zomedicaは、独占的グローバル獣医産業権利を持ち、画期的なPOC診断機器の形態で新しい病原体検出システムを開発し市場投入する。
 ラマン分光学の原理を活用し、ZomedicaとSeraphは提携することで人間の診断技術を獣医に提供する。まず、尿と糞試料の検査から始める。診断装置、Zomedicaの製品パイプラインのZM-020は、利点が多い。迅速な結果、最小の試料準備時間でワークフローの強化など。さらに、Zomedicaの開発力は、病原体検出を含む臨床テスト能力の拡大にとどまらず、属、種レベルの情報も含む。ZM-020は米国ではコンパニオンアニマル(=ペット)への使用では市場導入前の規制承認が不要であるので、他の診断法と比較して、市場投入と早期の収益機会に関して魅力的な機会を提供するとZomedicaは考えている。
 Seraphとの契約は、ZM-020の開発と評価をカバーする。Zomedicaは、開発と評価、さらに関連のコストに関与する。Seraphは、一手販売権に基づいてハードウエアプラットフォーム契約により開発された、関連のソフトウエアと消耗品を、変動予測にしたがい、契約に定められた価格でZomedicaに供給する。Zomedicaは、ハードウエア、関連のソフトウエアと消耗品のマーケティングと販売に責任を持つ。マーケティングと販売は、2019年に始まり、最初はイヌ類に重点を置き、その後ネコ科の動物に拡大する。 
 ZM-020は、ラマンスペクトル計測を使ってリアルタイム、試薬なし完全自動で病原体と病気の指標細菌を特定することを目的としている。ZM-020は、ラマン分光学分野、レーザベース分光技術の最近の進歩に基づいて、複雑な生物サンプルの生物学的、生物化学的シグネイチャ特定を可能にする。ZM-020は、ベンチトップ測定器と低コスト消耗品で構成され、未処理の生物学的サンプルの分析を目的としている。
(詳細は、http://www.zomedica.com/)