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測定器、医療/科学用LED市場予測

April, 20, 2018, Aptos--ElectroniCastによると、測定器&医療および他の科学機器のLED利用は2017年に前年比23.5%増加した。
 ElectroniCast Consultantsは、測定器&医療および他の科学機器のLED利用の年間市場調査と予測のアップデートおよびアプリケーション拡大を発表した。
 2017年、選択したデバイスにおけるパッケージドLEDチップの世界消費額は4億2600万ドルで、前年の3億4500万ドルから増加した(23.5%増)。消費額はほとんどの製品カテゴリで増加が続く見込みである。数量が激増するので、平均価格の下落によって部分的に相殺される(特に2017-2022の期間)。市場予測データは、特定暦年のLED消費であり、累積データではない。
 市場データは、色(タイプ)によって分けられている。赤、緑、青、白、多色/マルチチップ、UVなど。
 調査によると、特に計測、医療および他の科学応用で使用されるUV-LEDパッケージドチップの世界消費額は、2027年に3億ドルを超える見込である。「多くのデバイス、従来水銀蒸気紫外(UV)ランプを使っていたが、今ではUV照射能力のあるLEDを利用するようになっている」とElectroniCast社長、Stephen Montgomeryは指摘している。
 LED市場調査は、以下の主要アプリケーションカテゴリに分けられている。
・センシング/検出および分析/モニタリング
・光線療法/衛生設備/細胞再生/キュアリング
・測定機器の光源およびイメージング
 センシング/検出および分析/モニタリングアプリケーションは、2017年に、選択された測定器と医療/科学機器におけるパッケージドLEDチップ世界消費額の32.2%を占めた。2022年、センシング/検出および分析/モニタリングアプリケーションで使用されるLEDの相対市場シェアは増加し、2027年には37.1%に達する見込みである。
 2018年、選択された測定器と医療/科学機器におけるLED数量世界シェアでは、アメリカ地域が35%と予測されている。EMEAも大きな成長が予測されている(29.8%)。「今年は、APACが、相対市場シェアでわずかにリードする見込みである(35.2%)」とMontgomeryは付け加えている。