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先端材料ディスプレイ世界市場、CAGR 13.3%成長の見込み

August, 8, 2017, Wellesley--BCCリサーチは材料と製造技術におけるイノベーションが、電子ディスプレイ市場の力強い成長とあいまって、ディスプレイ用の先端材料の世界市場において重要な原動力になるとレポートしている。市場はCAGR 13.3%で成長し、2017年、2022年それぞれで684億ドル、1281億ドルに達すると予測している。
 「ディスプレイ用先端材料: 技術と世界市場」レポートは、新しいデバイスと材料がディスプレイ市場に参入してきており、今後の市場に影響を与える、と指摘している。有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイメーカー、Samsung、LG、パイオニアなどが生産を拡大し、モバイルデバイス、最近ではTVsの需要について行こうとしている。テキサスインスツルメント(TI)は、同社のDLPの最大市場の喪失に直面しており、小型デジタルプロジェクターなど新しいデバイス市場を開拓している。
 市場は進化を続けている。これは、CRT、リアプロジェクション、プラズマディスプレイの連続的消滅から明らかである。LCDは引き続き市場で優位を占めているが、OLEDや、フレキシブルおよび透明ディスプレイを含む他の新技術との競争激化に直面している。作動方式の進歩でも、半導体デバイス大手は、動作環境や所要電力の不均質性を認識し、ドライバ設計方針に適切な変更と調整を加えざるを得なくしている。

調査のハイライト
・業界は北米とヨーロッパのメーカーから、日本、台湾、韓国のメーカーへのシフトが続いている。
・LCDディスプレイは引き続き市場で優位を占めるが、OLEDや他の新技術、フレキシブルディスプレイや透明ディスプレイなどとの競争激化に直面することになる。
・フラットパネルディスプレイは、2016年に材料総出荷の605億ドル(98.4%)超を占め、2022年も材料出荷全体で1246億ドル(97.3%)に迫ると予想されている。

 「メーカーは、CCFLバックライトのLCDから、LEDバックライトへ移行している。OLED TVが市場に登場し始めたが、近い将来LCD TVに取って代わる見込みはない」とBCCリサーチのアナリスト、Andrew McWilliams氏は予想している。「一方、小型OLEDディスプレイは、モバイルデバイスやアプライアンスなどのアプリケーションでますます使われるようになる。他の新しいデバイス技術には、フレキシブルディスプレイや透明ディスプレイが含まれる」と同氏はコメントしている。