サーマルセンサー「PowerMax」シリーズにおいて、計測可能なレーザパワーを6kWまで拡大。
新製品である水冷式サーマルセンサーPM1K+、PM3K+、PM6K+は、センサー表面に新型のBB+コーティングが施されており、それぞれ1 kW / 3 kW / 6 kWまでの連続発振あるいはモジュレート(変調)されたレーザを190 nm~11 μm の波長範囲内にて計測できる。
この新型のPMシリーズは、50 mmという広い受光エリア径と、高いパワー密度許容値(1 kW にて≤14 kW/cm², 6 kWにて≤2.3 kW/cm²)を有しているため、とりわけファイバーレーザやCO2レーザなどの産業用高出力レーザに向いている。加えて、これらのセンサーは3種類のコネクタ(DB25、USB、RS-232)を搭載している。
DB25モデルはコヒレント製のスタンドアローン型のパワーメータ、LabMax-TOP、LabMax-TO、LabMax-Pro SSIM、FieldMaxII-TOP、FieldMaxII-TO、FieldMaxII-P、FieldMateと互換性があり、これらと組み合わせることでラボや現場にて活用の幅を広げることができる。USBモデルは、PCに直接接続することができ、製造現場や品質保証、テストなど、特にデータログの取得が必要な場面に適している。RS-232モデルは、既存システムのコントロールユニットからホストコマンドやアプリケーションソフトウェアを用いてコントロールされるような、組み込み用途向けに作られている。
[Coherent] ILSJ記事:産業用フェムト秒レーザと材料加工
March, 17, 2020--
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コヒレントは、1966年5月に設立されました。60年代半ばに設立された多くの会社同様、初めは小さな規模でのスタートでした。限られた財源の中、カリフォルニア州パロアルトで、創立メンバーの1人が住んでいた家に本社を構え、220ボルトの電源コンセントもなかったため、洗濯室でレーザ機器を製作するという制限された中でのスタートでした。洗濯機と乾燥機にはさまれ、また雨どいの一部を重要な部品として利用しながら、1966年夏、コヒレントの創設者たちは初のレーザ機器の製作を始めました。その4ヶ月後、コヒレント社製の商業用CO2レーザが、初めてこの世に送り出されました。
現在では、レーザ業界で最も多様なレーザ技術を有するリーディングカンパニーとして、カリフォルニア州のシリコンバレーに本社、世界中にオフィスを構えています。コヒレント社は、さまざまな市場および産業に貢献するユニークで革新的な製品ポートフォリオを提供しています。
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