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センサー向け中赤外デバイス

March, 23, 2013--ロシアのLEDマイクロセンサー社の中赤外デバイスは、高い電気光変換効率が特長。発光ダイオード(LED)やフォトダイオード(PD)を取り扱う。1.6~5μmのスペクトル全域にわたってLEDをそろえているのが強み。0.4×0.4mmの小型チップおよびフリップチップや、多素子のアレイおよびマトリックスが作成可能である。10個単位からの販売対応をするものもあるという。用途は紙水分計、中赤外波長発光評価機、気体検知センサー、光マイクロ研究など。
パルスモードでの1mW未満の低い消費電力や、10~50nsという短い応答時間、最大100MHzの変調周波数で使用可能、8万時間の寿命、化学吸収体に匹敵するLEDスペクトル幅といった特長をもつ。例えば波長1.8~1.89μmの「Lms18LED」はFWHMが100~200nm、出力が連続モードで0.7~1.1mW、パルスモードで15~25mW、電圧は0.5~1.5V。スイッチングタイムは10~30nsで、流れ作業にも対応できる。動作可能温度範囲は-200~+50℃。

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