Science/Research 詳細

窒化ガリウム結晶の発光量子効率と光吸収の関係を解明

November, 2, 2020, 仙台--東北大学多元物質科学研究所 小島一信准教授、秩父重英教授は、全方位フォトルミネセンス(ODPL)計測法にて観測される発光スペクトル(ODPLスペクトル)に特有の双峰性形状が、結晶のもつ光吸収に起因していることを発見した。

研究は、高性能な電子デバイスや光デバイスの製造に適する省エネ材料である窒化ガリウム結晶の発光量子効率と光吸収の関係を明らかにするものであり、簡便な方法にて半導体結晶の光吸収スペクトル計測を可能にする。

研究成果は、「Applied Physics Letters」にオンライン公開された。

(詳細は、http://www.tohoku.ac.jp)