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モレックス、配線済みLED COBアレイホルダを発売

October, 24, 2014, Lisle--モレックス(Molex Incorporated)は、初のSlimRay 配線済みLED Chip-On-Board(COB)アレイホルダを発表した。これは、手ハンダ付を不要にし、LEDインストールプロセスを簡素化する圧接により、信頼性を高めながらアセンブリ時間を短縮する。
 13.35×13.35㎜ COB用ホルダはシングルピース、直径25.0㎜、3.15㎜低背、300V DC、3.0A。この設計によりオプティクスは、発光面と金メッキ圧着インタフェース近く(LES)にマウントでき、アレイパッドは幅広い環境および条件で安定した電力接続が得られる。
 モレックスの新製品開発マネージャ、Dave Rios氏は、「ワイヤをLEDアレイに直接ハンダ付けすることは時間がかかる工程であり、信頼性問題の原因となる。モレックスはソルダーレス、工場配線システム設計として、低背およびワイヤとホルダとの優れた保持力を実現している」とコメントしている。
 LEDアレイに直接手ハンダ付けすることから来る品質と信頼性の問題は、SlimRayの圧着、プリストリップ、工場インストールカラーコード電源線によって解決される。結果は、インストール時間の短縮、全般的なプロセス一貫性と長期信頼性の改善である。
 堅牢なハウジングデザインにより、高い環境温度でも長期の機械的結合の安定性が得られる。統合されたLEDプリホールドタブは、ヒートシンクへの組立部マウントに先立ってCOBアレイを固定し、最終アセンブリとなるのでインストール時間が短縮される。ストリップされたワイヤ端は、顧客の好みに応じて簡単に終端できる。