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ソウル半導体、2020 Audi A4にヘッドライトを供給

September, 24, 2020, 韓国--LED (発光ダイオード)専業メーカーのSeoul Semiconductor Co., Ltd. (本社:韓国安山市、代表理事:李貞勲、以下「ソウル半導体」)は、2020 Audi A4 (B9フェイスリフト)のヘッドライトの昼間走行灯と方向指示器用にWICOP Bi-color (2-in-1) LED製品を供給したと発表した。
この採用事例は、ソウル半導体の製品がAudiヘッドライトに搭載された初めてのものとなる。WICOP Bi-color (2-in-1) LEDは、一つのパッケージで白色と黄色を同時に実装可能で、簡単な光学設計とスリムなデザイン、原価低減が特徴である。Bi-color (2-in-1) LEDにはソウル半導体のコアとなる特許技術のWICOPが適用されている。追加部品なく、基板にLEDを直接実装する設計により、均一で様々な大きさのライトを作ることができる。

また、ソウル半導体はすでにWICOPが持つスリム化の利点を生かしつつ、さらに小型になったWICOP Gen2 mini Bi-color製品を開発した。

Audiのヘッドライト開発担当者は、「WICOP Bi-color (2-in-1)は発光面の間隔が狭い所で発光するのに有利であり、一つのパッケージで白色と黄色を同時に実現できるので、ヘッドライト設計をさらに薄型にする可能性を開いてくれた」と語った。

ソウル半導体の関係者は「高輝度および放熱性能が優れたWICOP UHL (Ultra High Luminance)、自動車ヘッドライトや昼間走行灯に適した光源であるWICOP Gen2製品が相次いで開発されたことにより、欧州でもトップクラスの複数のランプメーカーからオファーを受けており、20件以上のグローバルプロジェクトが進行中である」と述べ、「今後もドライビングLED技術の開発に一層力を入れたい」と語った。

WICOPはパッケージが不要な世界初のLED技術であり、熱伝導率に優れ、軽薄短小なレンズ構成を容易に実現でき、車両用照明だけでなく高輝度TVや携帯電話用LCDバックライト、スマートフォンのカメラ用フラッシュ、高出力型一般照明などに幅広く使われている。