超低ドロップアウトリニアLEDドライバ

January, 20, 2020, Seattle--Diodes Incorporatedは、超低ドロップアウト電圧、5mA～100mAの間の定電流調整、BCR430UW6リニアLEDドライバを発表した。この組み合わせにより、低供給電圧で駆動できるLEDが増えるので、BCR430UW6は、多数のLEDを一緒に駆動する必要があるアプリケーションに適している。例えば、サイネージ照明､商用および小売りインストール向けの建築照明。

115mVの超低ドロップ電圧とわずか285μAの低動作電流でシステム効率レベル､ストリングあたり､より多くのLEDを高信頼に駆動する利用範囲が拡大する｡これらの要素は､照明の特性が、ユーザーエクスペリアンスにとって重要な､サイネージや建築証明などのアプリケーションでは特に重要である｡

デバイスは外部のパワートランジスタ､コンデンサなどを必要としないので､全般的なBOMコストを下げ､システムの安定性を高める｡長期信頼性も､ロバストな設計により向上している｡これは､LEDの欠陥､供給過渡から来る過電圧レベルに対する耐性である。組み込み熱保護が、高動作温度の際に出力電流を制限し、動作不良を回避し、LEDの耐用年数を最大化する。

5mA～100mAの調整可能出力電流レベルにより、BCR430UW6は、柔軟性が拡大し、様々なLED構成を駆動するための単一設計ができる。出力は極めて安定しており、温度変動および供給電圧変動で±5％が維持される。この安定性により、あらゆる動作条件で均一な出力照明レベルを供給する。

他の先進的な特徴に含まれるのは、PWMベース調光、動作電圧範囲5V～42ボルト、安定化出力電流をさらに増やすパラレル動作のサポート。
　BCR430UW6は、SOT26パッケージで提供される。
(詳細は、https://www.diodes.com/)