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米UV LEDメーカーのSETi、UV LED滅菌器企業を特許権侵害で提訴

September, 10, 2018, サウスカロライナ州コロンビア-- UV LED製品・技術の世界的革新企業のSensor Electronic Technology, Inc. (SETi)は、Bolb, Inc. (Bolb社)およびQuantum Egg, Inc. (Q-egg社)の2社を相手に、米国カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に特許権侵害訴訟を提起したと発表した。訴状において、SETiは、Bolb社とQ-Egg社が6件のLED特許を侵害するUV LED滅菌器を販売していると主張。その特許は、UV LED滅菌器の構造やドライバー、チップ製造技術、エピ層成長技術などに関連する紫外線(UV) LEDの基本技術を広くカバーしている。
 SETiは、UV LED業界のパイオニア。1999年の設立以来、SETiは、UV LEDの特許技術の研究開発に努力してきた。SETiのUV LED分野における専門知識は、UV LED技術が重要な役割を果たす多数の政府プロジェクトを獲得してきたことで証明されてきた。なかでも米国政府の国防高等研究計画局(DARPA)向けのプロジェクトはその代表例だ。
 SETiは、韓国を拠点とする世界有数のUV LEDメーカであるSeoul Viosys Co., Ltd.とも協力している。この協力関係によって、UV LEDを使用した消毒、脱臭、光線療法、硬化に適したクリーン技術のVioleds技術という非常に画期的な技術の開発が可能となった。Violeds技術は、アメリカ航空宇宙局(NASA)によって国際宇宙ステーションで使用されていると報じられている。
 UV LED技術の価値は指数的に上昇している。UV LED市場の予測価値は2017年に2億2300万ドルと推定されており、2022年には12億2400万ドルにまで増加すると予測されている。これは、年間33%を超える成長率。UV LEDアプライアンス市場も、硬化装置、医療機器、清浄機など、多くの分野に拡大してきた。特に、滅菌および清浄化市場は、今後数年で大幅に増加することが見込まれている。
 SETiは、UV LED技術の市場がこのように成長していることを歓迎しているが、この成長に伴う競争が、知的財産の尊重を含め、公平なものになることが重要だとしている。しかし残念なことに、自分たちが苦労して開発した特許を侵害する製品が市場で増加しているとSETiは考えている。価値ある知的財産を保護するために、SETiは特許侵害に関して市場を監視し、権利を行使する活動を続けていくとしている。
 「当社の特許を侵害する製品が市場で販売されていることを看過することはできません。このため、当社は適切かつ必要な場合には、侵害の疑いのある者に対して特許権行使の活動を進めていきます」とSETiは公式に発表。