新製品 詳細

半導体アンプの拡張ラインアップがデビュー

Pasternack 社は、UHF、VHF、L、S、C の周波数帯をカバーする半導体高電力アンプ22モデルの新ラインアップを発売した。これらのアンプは、周波数範囲150kHz ~ 7500MHz で出力電力10ワット以上を得ることができる。Pasternack 社によると「この製品シリーズの高電力アンプはすべて、内部に安定化電源を持ち、回路は耐環境の金属パッケージに入っている」という。またパッケージは頑丈なので、高度、湿度、衝撃、振動など極端な環境状況に耐えることができ、ステンレス鋼SMA 雌コネクタも備えている。様々に異なる能力を提供するアンプもある。同社によると、半導体50オームのハイブリッドMIC 設計は、高いダイナミックレンジを提供し、利得は40 ~ 60dB を可能にするGaN、GaAs またはLDMOS トランジスタ技術を使っているという。同シリーズのアンプの典型的な利得の偏差は、± 1.5 dB である。出力のP1dB レベルが+10 ~ +50 ワットのアンプモデルや、飽和出力レベル(Psat) が+40 ~ +50 dBm のデバイスもある。同シリーズのハイパワー・アンプは、データリンク、電子戦、計測器、医療用機器、軍事通信、レーダー、衛星通信(SATCOM)、通信といった用途で使用するのに理想的である。
 詳細はPasternack 社のウェブへ。(2015/06/08)