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電磁界放射の生涯インパクトについてインド政府が初調査

 インド政府は、携帯電話の基地局、ハンドセット、電子機器による電磁波被曝が人々および人命にどのようなインパクトを与えているかについて、電磁波放射調査を初めて実施した。
 DoT(Department of Telecommunications:インド情報通信省)作成のガイドラインによると、インド国内で販売されている携帯電話については、人の細胞1グラムあたりの平均比吸収率(SAR)が1.6 watt/kg を超えてはならない。多くの国では2watt/kg のSAR を認めている。
科学技術省は、DoT から資金を提供することで調査に参加を希望した158以上の応募データを受け取り、詳細を調べたいという79機関からの申し出を選んだ。その中にはインド工科大学のカラグプル校、マドラス校、ルールキー校や、JNU( ジャワハルラール・ネルー大学)、AIMUS(All India Institute Of MedicalScience) などが含まれている。
 詳細はThe Economic Timesのウェブへ。(2014/10/23)