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空軍の新しい捜索救助ヘリコプターを無響室で試験

 Eglin空軍基地の軍需品と電子システムの共同飛行前統合(J-PRIMES)施設で、試験を受けた。Black Hawkから派生したSikorsky製ヘリコプターである第413飛行試験飛行隊のHH-60Wは、2019年11月に、7週間の試験プログラムのためにJ-PRIMES施設に到着した。試験プログラムは、電子戦の飛行試験前のヘリコプター防御システムの性能特性を示すもので、指定された戦闘捜索および救助任務を実行しながら、敵対的な脅威を無効にできることを確認する。これらのシステムは、現在米国空軍で使用されているレガシーHH-60Gから大幅なアップグレードしている。113機のHH-60W航空機は、米空軍の老朽化したHH-60Gヘリコプターの代替である。
 JPRIMES施設の無響室内部の電磁放射を閉じ込めることにより、防御システムに関する高品質のデータを収集する。無響室は、音波または電磁波が反射しないように設計されており、外部のノイズ源から分離されている。JPRIMES施設には、ある範囲での屋外試験が実施される前に、実物大の航空機と陸上車両で、空対空および空対地の軍需品・電子システムを試験する環境が用意されている。無響室からの試験データは、仕様への適合をサポートし、防御システムの矛盾または懸念を確認する。
 「開発試験が本格的に始まった。新しいイベントごとに、この航空機が戦闘機となっていく。そのことに、今、集中している」と、中隊の戦闘救助ヘリコプターの飛行司令官であるJoe Whiteaker氏は述べた。
 詳細はAerospace TESTING誌のウェブへ。(2020/01/09)

https://www.aerospacetestinginternational.com/news/emc/us-air-forces-new-search-and-rescue-helicopter-tested-in-anechoic-chamber.html