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太陽電池用に設計されたEMIフィルタ

 Schaffner社は250 A ~ 2,300 Aの太陽光発電(PV:photo-voltaic)システム用のEMC/EMIフィルタを発売開始した。「系統連系電力変換装置(Grid ConnectedPower Conditioners:GCPC)」のDC電力ポートでの伝導エミッション限度値を規定する最新の国際規格CISPR 11 第6.0版に適合しているので、インバータやコンバータのAC側とDC側に付けるEMC/EMIフィルタはEMC 指令適合に大きく貢献する。システムの信頼性を改善することもでき、フィルタFN221x HVとFN331x HVは太陽光発電、電力変換、エネルギー保存、モータ制御などの要求に対して最適化されている。また690 VACと1,500 VDCのPV インバータ、コンバータ、モータ・ドライバなどの高電流用途を意図している。系統線側に接続する適切なサイズの690 VAC FN 331x HVフィルタとともに、新しいFN 221x HV DCフィルタは、ヨーロッパなどの地域にPV設置する際のEMC規格限度値への適合を支援する。1500 VDCのフィルタFN 221x HVは、インバータからの高い周波数と漏れ電流をフィルタするので潜在的妨害放射能力を減らし、ソーラーパネルの耐用年数も延ばして信頼性向上を実現させる。
 詳細はSchaffner社のウェブへ。(2016/11/10)