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II-VI、超高速ファイバレーザ用に80W励起レーザモジュール

January, 29, 2019, Saxonburg--II-VI Incorporatedは、最高80Wの波長安定化出力、976nmポンプレーザモジュールを発表した。
 波長安定化出力ポンプレーザモジュールは、超高速ファイバレーザの極短パルス動作を可能にする。狙いは、高精度穴あけやマーキング。II-VIの新しいポンプレーザモジュールは、80W出力を達成しており、これは既存製品の4倍であり、ファイバレーザは少ないモジュール、より低コストで高いパワーレベルを達成できる。
 「当社のポンプレーザモジュールは、われわれのGaAs半導体レーザプラットフォームの信頼性を利用している。これは、産業用レーザシステムや光ネットワークでの広範な導入で実証されており、数10年のフィールド使用実績がある」とII‐VI産業用レーザグループVP、Chris Koeppenはコメントしている。「マイクロマシニング向けの超高速ファイバレーザ以外で当社の製品ポートフォリオは、スーパーコンティニウムレーザやライフサイエンスの励起光源を含め、他のアプリケーション向け先進的パルスレーザを可能にしている」。
 モジュール内の波長安定化光学設計は、ウォームアップ時間を最小にし、幅広い温度範囲で動作するので、レーザシステムの生産性を改善し、メンテナンスを減らすことができる。新しいポンプレーザの高出力は、マルチポンプレーザダイオードを1モジュールに統合することによって達成されている。その統合出力は業界標準106.5µmコアファイバに結合される。動作波長は、特殊顧客アプリケーションを満たすように調整可能である。