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3D SystemsとHuntington Ingalls,米海軍造船を変革

May, 28, 2018, Rock Hill--3D Systemsは、Huntington Ingalls IndustriesのNewport News Shipbuilding部門と提携して、米国海軍の軍艦を建造するために金属積層造形技術の品質認定を行う。
 Newport News Shipbuildingは、米国海軍空母の唯一の設計、建造、補給者であり、海軍潜水艦の2調達者の1社。この提携を通じて両者は、製造プロセスの一部を従来法からアディティブに移行させる。これによって高精密部品の製造速度向上が期待でき、従来の製造工程に対して無駄が減り、大幅なコスト削減が可能になる。
 この契約の最初の節目は、3D SystemsがNewport News Shipbuildingの現場にProX DMP 320 3D金属プリンタを設置することで達成された。Newport Newsは、精密金属3Dプリンティング用に設計された、ProX DMP 320を使い、バルブ、ハウジング、ブラケットだけでなく、キャスティングの海洋ベース合金置き換え部品を製造する計画である。将来的には原子力戦艦向けの部品を製造する。基盤としてのProX DMP 320を用いて両社は、部品製造を一段と強化するために、すでに新しい積層造形技術の開発を進めている。
 3D Systemsは、航空機部品から水中用コンポーネントまで、あらゆるものに使用される3Dプリンティングで数10年間、米国海軍にアディティブマニュファクチャリング技術を提供している。Newport News Shipbuildingとのこの特別提携は、原子力船用のコンポーネント構築に金属AM品質評価のための共同R&D活動で頂点に達している。
 3D SystemsのEVP/ジェネラルマネージャ、Kevin McAlea氏は、「Newport News Shipbuildingとのこのコラボレーションを通じて、3Dプリンティング技術におけるわれわれのチームの専門技術を統合した当社の3Dプリンティングソリューションは,海軍船舶用コンポーネントのサプライチェーンを変革する。効率を改善し、総運用コストを削減する」とコメントしている。
 また、Newport News Shipbuildingのエンジニアリング/設計担当VP、Charles Southall氏は、「ProX DMP 320をわれわれの製造ワークフローに組み込んだ。これは主要米国海軍造船所に導入された初の金属3Dプリンタである。この画期的な技術により、Newport Newsは造船を改革する潜在力を持つことになる」と話している。

(詳細は、www.3dsystems.com)