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スマートフォンベースCOVID-19テストを開発

April, 16, 2021, Tucson--アリゾナ大学の研究チームは、スマートフォン顕微鏡を利用して唾液サンプルを分析することで、約10分で結果を出すCOVID-19テスト法を開発した。

生体医用工学教授、Jeong-Yeol Yoon教授をリーダーとするチームは、既存の鼻腔用綿棒抗原検査と高精度鼻腔綿棒PCRテストの統合を目的にしている。研究チームは、ノロウイルス検出用に独自開発した安価な方法を適用する。

チームは、その方法とMichael Worobeyが開発した食塩水うがい薬テストを連動して利用する計画である。同氏は、U Arizonaエコロジー、進化生物学学部長、アリゾナ大学BIOS研究所副所長。

生体医用工学博士学生、Lane Breshearsは、「他の研究者が、われわれの実施したことを基本的に反復し、ノロウイルス検出デバイスを作れるように説明した。われわれの目標は、それを何か他のもの、例えばCOVID-19などに適用したいなら、独自のデバイスを作る際に必要な基本的な全要素が得られるようにすることである」と説明している。

「別の伝染性の高い病原体、ノロウイルスを検出するために設計された方法は、パンデミックに直面して方向転換するするわれわれの研究者の際立つ例である。この有望な技術によりわれわれは、迅速、正確、安価なテストをキャンパスコミュニティに頻繁かつ容易に提供できる。われわれの希望は、それが’Test, Trace, Treat’ 戦略の通常品となり、その病気の蔓延緩和に広範に影響を及ぼすことである」とアリゾナ大学、Robert C. Robbinsはコメントしている。

Yoonのチームは、Chemistryに発表された2018年の論文に基づいて別の考えにも取り組んでいる。それは、もっと簡単だが、わずかにエラーの余地を残している。同じ技術に関連するが、スマートフォン顕微鏡と特殊設計エンクロージャの代わりに、ユーザは、スマートフォンアプリをダウンローとして、QRコードを刻印したマイクロ流体チップを使うだけでよい。

「チップを適切な場所に設置する蛍光顕微鏡技術と違い、チップをスナップショットするだけでよい。写真を撮る角度、距離はどうでもよい。スマートフォンアプリは、AIとQRコードを使い、変化を解釈し、それにしたがって計算する」と生体医用工学マスター学生、Pat Akarapipadは話している。

その方法はトレーニングを必要としないので、不完全でも、学生はキャンパスでマイクロ流体チップ取り上げ、自身のサンプルをテストすることが可能である。