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心臓病を焦点にした世界最小のイメージングデバイス

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August, 7, 2020, Adelaid--アデレード大学とシュトットガルト大学の研究チームは、3Dマイクロプリンティングを使用して、血管内を見るための世界最小、フレキシブルスコープを開発した。

そのカメラのようなイメージングデバイスを血管に挿入すると、高品質3D画像が得られる。これにより研究者は心臓発作の原因、心疾患の進行をよく理解し、改善された処置や防止につなげることができる。

Light: Science & Applicationsに発表された研究成果によると、研究者や医師の集学的チームが光ファイバ端に微小レンズを3Dプリントすることができた。

そのイメージングデバイスは、マウスの血管内をスキャンできる程に小さい。

アデレード大学、フォトニクス・先端センシング研究所のDr Jiawen Liによると、オーストラリアでは心臓血管疾患で19分ごとに一人死亡している。

「心臓病の主因は、血管壁に蓄積される脂肪、コレステロールおよび他の物質で構成されたプラークである」と説明している。

「微小なカメラのように動作する小型内視鏡により医師は、こうしたプラークの形成の仕方を見て、処置の新たな方法の探求ができる」。

微小レンズ製造にかかわるUniversity of Stuttgart、光学設計とシミュレーション、グループリーダーは、Dr Simon Thieleである。
 同氏は、「これまで、これほど小さな高品質内視鏡を造ることはできなかった」と言う。
「3DMicroプリンティングを使うことで、肉眼で見るには小さすぎる複雑なレンズを製造することができた。その内視鏡全体は、プラスチック保護ケースに収容されており、直径1/2mm以下である」と説明している。

(詳細は、https://www.adelaide.edu.au)