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Optovue、世界初の光コヒーレンストモグラフィ血管造影法のFDA認可

June, 19, 2018, Fremont--Optovueは、世界初の光コヒーレンストモグラフィ血管造影法(OCTA)血管計測技術AngioAnalyticsのFDA 510(k)認可を発表した。同技術は、臨床医による進行性視覚喪失を起こす病気の管理に役立つ。同社は、3D投影アーチファクト除去(3D PAR)ソフトウエアの認可も受けている。3D PARはOCTA画像品質を大幅に改善し、正確な計測とOCTA画像の正確な解釈を可能にする。AngioAnalyticsと3D PARは米国で市販されている。
 「AngioAnalyticsと3D PARは、大変革である。それらは、重なる内部網膜血管画像の乱れを除去するからである。これにより、外網膜や脈絡膜構造の視覚化、より正確な計測が可能になる。これらは、滲出型加齢黄斑変性症(AMD)患者の失明につながる異常な血管成長(CNV膜)の処置に重要である」とサンディエゴ、網膜コンサルタント、Paul E. Tornambeは指摘している。「これまでは、われわれは2Dイメージングで、網膜におけるこれらの異常血管から漏れ出る液の存否を、またVEGF抑制剤で追加治療が必要かどうかを判断していた」。
 「AngioAnalyticsの私的な評価では、その薬剤が特定患者の特殊CNV膜にどのように影響し、またその効果がどの程度続いているかを記録することで、追加治療が必要かどうかを判断する別の方法があることを示唆している」と同氏は付け加えている。
 AngioAnalyticsは、網膜血管の高解像度イメージングができる、Optovueの市販されているAngioVue OCTA技術に客観的なデータと分析をもたらす。これらを併せて、両技術は、網膜の血管密度あるいは視神経のカラーエンコードマップを作成し、つぎのような領域を分析する。血管の損失(非灌流)、異常血管成長(フローエリア)、中心無血管帶の変化を見極めるいくつかのパラメータ、糖尿病性網膜症の影響を強く受けた網膜のエリア。新しいAngioAnalyticsソフトウエアは、病気の進行や処置によって起こる網膜や血管の変化を客観的にモニタできるように、傾向分析も提供している。全てのメーカーのOCTA技術に内在する投影アーチファクトが起こるのは、1つの網膜層に存在する血管のゴースト画像が他の層に投影されるときである。これらの血管からの影によって、異常な血管成長が特定層に実際に存在するかどうか、どの程度存在するかを正確に解釈することが困難になる。3D PAR技術はOCTA画像の改善にとって極めて重要である。それが、正確な質的画像解釈と信頼できる計測の基盤となるからである。これによって医師は、病気の状態を迅速に記録し、OCTA技術を各自の診断器具に組み込むことができる。
(詳細は、www.optovue.com)